1度食べてびっくり、3度目くらいでクセになる"酸菜鱼"を広州の人気店でいただく|绿鼎记

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広州発、四川料理"酸菜鱼"が人気の"绿鼎记"。連日大行列で、少なくとも1時間は並ぶ覚悟が必要な広州の超人気レストラン。店内には大きく“油 我们只用一次(油の使い回しはしていません)”と書かれている。食の安全を約束したスローガン、新鮮な素材へのこだわりが信頼を集め、リピーターを増やしている。

"酸菜鱼"とは重慶の伝統的な料理で、白身魚を酸菜と大量の唐辛子で煮込んだもの。酸菜は酸味のある発酵食品で、見た目は辛子高菜によく似ている。绿鼎记の"酸菜鲈鱼"は看板メニュー。素材が新鮮、身がふわふわしていて美味しい。"酸菜鱼"の見た目はスープっぽいが、唐辛子を避けて魚の身だけ掬って食べる料理。スープは飲まない。

日本では絶対に存在しえない味なので初めて食べた時はなんと表現して良いかわからなかった。だが、2度3度回数を重ねるうちに店によっての味や素材の違いがわかってきて、いつの間にか「また、绿鼎记が食べたいなぁ」と思うようになる。"酸菜鱼"とは不思議な中毒性のある食べ物だ。

 

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席についてまず八寶茶が運ばれてくる。口の中がすっきりする。

 

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香辣虾:エビ

 

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香辣田鸡:カエル!

 

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猪脑:豚の脳みそ。まるで豆腐のようにぷるぷる。

 

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红白:ココナッツミルクのかかったデザート

 

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超人気店なので、常に50~100人くらいの順番待ちが必要。現地で整理券をもらい、番号が呼ばれるまで待たなければならない。運が良くて30分。通常1~2時間は待つ。整理券についているQRコード微信で読み込めば、順番が残り10名以内になってきた頃にアラートでお知らせしてくれる。

店外のモニターには周星驰の喜劇"鹿鼎记"が放映されている。店名は、"鹿鼎记"を文字って"绿鼎记"なのだそう。