文化・風習

フ★@*%ク・ユーって、中国語でなんていう?

「日本語の罵り言葉教えて!」というのが、仲良くなった台湾人に聞かれる質問ランキング第1位な気がしている。 彼らは日常的に日本の漫画やドラマをよく見ているので、「バカヤロー」とか「くそぉ」とか「なめんなよぉ」くらいのワードは知っている。だが、…

香港や台湾の街角で見かけた中華な神様について調べる

香港香港の街角には關帝(関羽)の置物が多い。武芸に長けた天才的ヒーローの神格化。そのヒゲが特徴。 香港 左:玄関前に置かれる門口土地財神。右:陶器の像は關帝。定福灶君はかまどの神様、防災。 香港左:右手には青龍偃月刀を持った關帝。右:この虎?…

漢字の世界が楽しい!台湾の旧正月に飾られていた春聯を集めて見た

中華系のレストランでよく見られる、「福」や「春」が逆さまに貼り付けられた赤い紙。これは春聯といい、旧正月に新年を祝うおめでたい文字を書いて飾っておくものだ。日本の正月飾りは7日に外してしまうが、中国は春節に貼った飾りは一年間つけっ放しにして…

台湾ではパイナップルは縁起物|中国語方言

台湾でよく商店などに飾ってある、お正月飾りのパイナップル。ところで、なぜパイナップルの形をしているのかご存知だろうか。 臺灣國語(台湾の国語、中国語)では、パイナップルは鳳梨と書く。これを中国語方言の台湾語(閩南語)で発音するとオンライ=旺…

海辺に突き出した橋の上で生活する華人の集落がある|ペナン島

マレーシア半島北西部に位置するペナン島に、海上にせり出した橋の上に、同じ苗字の一族で生活している、“姓氏橋”と呼ばれる不思議な集落がある。19世紀中旬にこの地に移り住んできた福建系のチャイニーズによって形成され、現在では世界文化遺産に登録され…

マレーシア華人が作るブルーなちまきとドラゴンボート|端午節

マレーシアの港湾都市、マラッカ(Melaka)。東西交通の要衝マラッカ海峡に面し、古くから栄えた歴史のある街だ。クアラルンプールからはバスで2時間程度なので日帰り旅行もできる。 古いお寺やモスクを見に行こうと裏道の住宅街を歩いていると、その途中に…

清の時代にタイムスリップ!?台湾の古都を彷徨う|鹿港小鎮

“鹿港小鎮”といえば80年代の台湾歌謡曲。主人公は故郷を捨てて大都会台北で働く青年。残した両親や恋人はどうしているだろうか、おれの居場所は台北にはないのだと、出稼ぎ労働者の哀しい心情を歌う、経済成長期あるあるなザ・昭和歌謡である。 ここで歌われ…

中華と東南アジアがフュージョンした拿督公の信仰|マレーシア

クアラルンプールを歩いていると、100mから200mに一つの間隔で設置されている小さな赤い御堂を見かける。興味がなかったら「チャイニーズの何かでしょ」と気にも留めないかもしれない。でもこの形状の御堂、台湾でも香港でもみたことがなかったので、すごく…

平成最後の夏の終わりはゴーストとともに過ぎた|盂蘭盆節

華人の間では旧暦の7月は鬼月とよび、7月1日は鬼門開(鬼門が開く)と言う。この期間は魑魅魍魎が跳梁跋扈しているので、水に入るなとか遠くに出かけるなとか、禁忌事項が多い。 旧暦7月15日が中元節、仏教では盂蘭盆節と言い、先祖の霊にお供えをしたり、冥…

台湾の街角で冥界の使者たちに遭遇する|七爺八爺

台湾の街をさまよっていると、時たま遭遇する冥界の使者。 中華なシンバルやら太鼓やらをどんちゃんかき鳴らしながら一行はやってくる。大手を振って練り歩く鬼たち。もちろん、中の人などいない! 交通規制もない公道を、爆竹の火花と轟音と白煙で満たしな…

家族が集まって生春巻きを食べる台湾の清明節|潤餅捲

中華圏の人々の生活は陰暦カレンダーで運営されていて、特に重要な季節のイベントは、春節、清明節、端午節、中秋節の四つ。(これを華人四大節日と言ったりするらしい。) この四つの中で、一番日本人に馴染みがないのは清明節だろうか。これは3月から4月ご…

香港のパワースポットと名高い”願いが叶う樹”を見に行った|林村許願樹

所狭しと密集するビル群や、旺角の喧騒もいいけど、とにかく人・人・人!の香港に疲れてきたら、ちょっと外れの観光スポットに訪れてみるのもよし。と、いうことで、かねてから訪れてみたかった、”願いが叶う樹”があるという林村へ。MRT大埔墟駅のA3出口から…

地元民に混ざって香港ローカルのお祭を見学|大坑舞火龍

中秋節の風物詩、舞火龍。香港各地の伝統行事だが、有名なのは観光のメッカである銅鑼灣から歩いていける大坑と言う地区で行われる、150年以上の歴史がある大坑舞火龍。今年は9月23日から25日の期間に開催されるそうだ。 大坑舞火龍 | 香港旅遊發展局 大坑は…