香港のパワースポットと名高い”願いが叶う樹”を見に行った|林村許願樹
所狭しと密集するビル群や、旺角の喧騒もいいけど、とにかく人・人・人!の香港に疲れてきたら、ちょっと外れの観光スポットに訪れてみるのもよし。と、いうことで、かねてから訪れてみたかった、”願いが叶う樹”があるという林村へ。MRT大埔墟駅のA3出口から64Kまたは64Pバスに乗って,放馬莆で下車するとすぐに門が見える。参道?の両脇には食べ物屋が並び、奥へ行くと小さい天后廟がある。有名なパワースポットの樹は、門に向かって右側の広場にある。
う、うわー、オフシーズンの林村、閑散としてるぅー!
ここは、みかんの紐がついた赤い短冊に願い事を書いて、木の枝に引っ掛けると願いが叶うという風習がある。ずいぶんと大きい広場で、旧正月の許願節には人で埋め尽くされるというのだが。。。柴又の帝釈天も正月だけが年に一度の掻き入れ時と聞くが、ここもそんな感じか。
広場の真ん中には、プラスチックでできた許願樹があって、短冊を投げていいのは今はこの樹のみのようだ。私のようにオフシーズンに来てしまうウッカリ観光客が他にもいて、楽しそうに短冊を投げていた。
歴代の許願樹は消失してしまったりして、どうもこの樹が三代目らしい。枝が傷んでしまうので願い事はプラスチックの大木が代行しているとのことだ。
あまりすることもないので、ご飯食べたりおやつ食べたりしながらまったり過ごした。客家系の村なのかな?お餅など、香港の街中では見ない食べ物もあった。大埔林村は700年前からある古い村なのだそう。
大埔墟駅周辺のローカル感もとても面白かったので、散策してみてはいかがだろう。まあまあ地味な行程となったが、これはこれで楽しかった。