学生さんが集まる師大夜市で台湾の国民食・滷味を食す|燈籠滷味

台湾旅行で人気のB級グルメといえば滷肉飯(ルーロウファン)。脂身たっぷりの豚肉をご飯にぶっかけたガテン系労働者メシ。この、滷とは、桂皮、八角、肉桂…などなどのさまざまな香辛料をつかって具材を煮詰める調理法のことだ。

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夜市などでよく見かける滷味(ルーウェイ)は、滷を使った台湾式煮物のこと。屋台に並べられた食材を選んで、その場で煮込んで調理してもらう。台湾全土で見られる、一般的なスタイルだ。

台湾人はあまり食事を家で作らず、夕食は夜市などで済ませることも多いという。学生街の師大夜市では、腹をすかせた学生さんたちが滷味の屋台に行列を作っている。

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滷味は、食材が馴染みのないものばかりで、さらにお店のシステムがよくわからないから、観光客にはハードルが高いかもしれない。でも、これぞザ・台湾食なので試してみてほしい。食材は、お野菜、昆布、豆腐系の加工食品、お魚の団子やかまぼこ系など。その他に鳥の足や豚の血を固めたもの、鴨の血のゼリーなどなどのハードコアなチョイスもw

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恐れるなかれ、食べればわかるさ。

まずは、お店の人に籠とトングをもらってお好みの具を籠に入れる。炭水化物の麺系を入れると結構膨らむので、入れすぎには注意。

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このような状態でお会計を済ませる。 料金は具の単価で計算。価格表示はないが、ひと籠でだいたい100元前後。肉類は高くなる。 支払いを済ませると番号札を渡される。

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このような鍋でオヤジさんが秘伝の滷味汁で煮込でくれる。 自分の分が出来上がったら番号を呼ばれる。高菜やネギ、辛いソースをトッピングして仕上げ。最後に、持ち帰りか、店内で食べるのか、辛さはどうするかなどなどをおっちゃんに聞かれるので、ここが観光客にとって最大の難所w

在這裡吃,不用辣!=ここで食べます、辛くしないで!

くらいを覚えておくといいでしょう笑

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私は打包(お持ち帰り)にしてみました。ここ、結構人気店なのね。

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ちょっと具を入れすぎてしまったようです。マイルドなお醤油味で本当に美味しいです。お豆腐系の具とお野菜を選べばとってもヘルシー!

 

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