続・中国と台湾で中国語はどれくらい違うか

続「中国と台湾で中国語はどれくらい違うか」では、前の記事を編集する上で参考にした面白動画をシェア。中国と台湾の中国語の違い〜系動画は華人YouTuberの間でこすられまくりのテーマである... しかし!中国語世界は奥が深すぎる。ありとあらゆる切り口&組み合わせでどこまでも深掘りできる*無間地獄なテーマなのだ。

ところで、この手の動画でよく使われている“PK”は流行語で、元々はオンラインゲーム用語の“PLAYERKILL”という中式英語のネットスラング。「一対一で対戦する」の意味で使われている。サッカーのPKとは関係ないらしい。

中国中文、台湾中文の比較。 やはり外来語で両者の違いが大きい。

 

中国国内の南北対決。北:湖南省内モンゴル、南:浙江省海南省。これを見ると、台湾国語と南方がほぼほぼ同じ感じだ。しかもYouTubeのPK動画は南方人と台湾人の組み合わせが多い。やはり気が合うのだろうか。それにしても、Kevin君の肉Tシャツがかわいい...

 

中国でのインターネットセレブリティ(网红)のさきがけPapi酱が、北方・南方を比較しています。ちなみにPapi酱は上海人。YouTubeではいくつか日本語吹き替え版もあり、吹き替えでもめちゃめちゃ面白い。Papi酱は天才だ(ファン)。

 

台湾、中国(浙江)、マレーシアの比較。 開房って意味は知らなかったナ...

 

こちらも台湾、中国(広州)、マレーシアの比較。外来語、流行語など。台湾で必需品のバイクは日本語由来の歐兜麥、または機車。機車は別の意味で形容詞になり、めんどくさい奴、嫌われる奴のことを很機車と言うらしい。台湾語由来の罵り言葉のようだ。

 

マレーシアと香港の広東語比較。マレーシア華人は主に広東語、福建語、客家語。クアラルンプール周辺は広東語、ペナン島あたりでは福建語が主流...と聞いた。

 

クアラルンプールと広州の広東語の比較。ご飯が美味しそうです。

 

広州の白雲区と仏山区で広東語のアクセントが違うという比較...
もうついていけない。

 

台湾語とマレーシア福建語の対決。台語の「阿嬤~」って優しい響きがほっこりする。

 

ところで!福建語(閩南語または台湾語)はタイ語への影響が大きいらしく、一部の単語がほとんど同じらしい。

 

香港英語とシンガポール英語にも地域差があるらしい。しかも動画の後半は字幕がついていなくて全然わからない。ああ、もうお腹いっぱいだ...

 

番外編
ところで、マレーシアのマレー語を勉強しようとすると、圧倒的に教材が少なくて困る。インドネシア語とマレー語はほぼ同じというので、インドネシア語教材で勉強してると「ははは、インドネシア語だね」とマレー人に言われて大混乱する。
どこがどう違うの!!!???とお悩みの方に朗報。↓この動画がわかりやすい。