ネクストレベルの香港土産、この中華醤油はマストバイアイテムだ|九龍醬園

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香港、いや中華圏では知らない人はいないであろう九龍醬園。1917年創業で香港で唯一昔ながらの製法で醤油を作り続けている老舗。中華圏のお醤油は生抽と老抽の2種類ある。生抽は茶褐色で野菜炒めや冷菜の料理の味付け用。老抽はより黒くてトロッとしてコクがあり、料理の照りや色つけに使うそうだ。(写真は金牌生抽皇)

生抽は日本の醤油に比べるとコクがあり深く、老抽はその生抽をさらに濃く凝縮させた感じ。老抽で野菜を炒めると、野菜によく絡まって照りがつき、あっという間に本格中華料理を再現できたような気分になれる。所変われば醤油も変わる。やっぱり全然違う。

 

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せっかくなのでいろんなメーカーのお醤油比べてみた。左から、

  • 頤和園 金標老抽
  • 九龍醬園 金牌生抽皇
  • 大孖醬料 盆曬生抽

頤和園、九龍醬園 、大孖醬料ともに香港の老舗メーカー。好みもあるが、口当たりが優しい九龍醬園が日本人へのお土産には良さそう。どのメーカーも125ml瓶を出しているので、お土産にぴったり。

 

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そして店内には見たこともないような調味料がズラリと並べられている。気になったのは虾酱(エビペースト)。
中国沿岸地区、香港から東南アジアのエリアで一般的に使われている調味料の一つのようだ。小エビに塩を混ぜて発酵させ、ペースト状にしている。一般的にはチャーハンや野菜炒めに入れたり、火鍋のつけだれにしたり。このペーストを使った蝦膏蒸豬肉は広東料理の代表的な料理。ナンプラー級に匂いが強く、かなり塩辛いので入れすぎに注意。

他にも試してみたい調味料はたくさんあるのだが...!家が調味料だらけになると困るのでまだ買えていない(> <)お料理好きの旅人は訪れてみてほしい!

 

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